紙の厚さの基本を解説!名刺用紙を選ぶ際に欠かせない紙の厚さとは
【なかしまたより:第六葉】
名刺の紙の厚さに悩むことはありませんか?より良い名刺作成のために、まずは紙の厚さについて説明します。
紙の厚さとは
同じ銘柄の紙でも多くの場合、薄いものから厚いものまで紙の厚さを選べます。
ダイヤホワイトという紙を例に説明します。ダイヤホワイトは適度な硬さと白さ、ケント紙とは少し違う上質な質感が特長です。この銘柄は90kg~180kgまで5種類ありますが、名刺としてよく使われる厚さは150kg又は180kgです。
紙の厚さは連量で表示されますが、同じ180kgの紙であっても厚さは同じではありません。紙の密度によって紙の厚さは変わります。 (連量・・・その紙の米坪=1㎡あたりの1枚の重さ に面積を掛け算しその大きさの紙が1,000枚の時の重量の事)
ダイヤホワイトの180kgでは紙厚が約0.28㎜、サテン金藤Nの180kgだと約0.22㎜程度とその差は0.06㎜あります。ダイヤホワイトのほうが、紙の密度が低く厚さがあります。


名刺一枚ではその紙の厚さはさほど気になりませんが、名刺交換の際にご自身の名刺との違いに気づくのではないでしょうか。
紙の厚さと名刺用紙の関係
紙厚が厚いだけでは「高級な紙」として認知できません。
その紙の色であったり、表面のエンボスを含めた肌触り、そういったものを含め総合的に「何か分からないけどいい紙」と判断されていると思います。
名刺の注文では銘柄と連量を提示いただければ、ご希望の紙を簡単にお出しすることが出来ます。
紙を変えて発注したい、またはこんな紙を名刺に使いたいという場合には「厚さ」をお聞きする事はよくある事です。
薄め、普通、厚めと言っていただけるだけでも白い紙で数種類の紙を選択し、その中からこれまでに説明した、色、手触り、エンボスのようなご希望を加味して、ご希望に近い紙をご提案いたします
五感に訴える紙
名刺について色やエンボス、厚さについて説明してきました。
紙は人間の五感に訴える事が出来る素晴らしいツールです。最近ではデジタル名刺が普及してきていますが今一度紙の名刺を用紙から選び作成してみてはいかがでしょうか。これからもいろんな紙のご要望にお応えできるよう努めてまいります。
ー営業部 M ー